さかなか歯科|堺市北区北花田の親子で通える歯医者さん(小児歯科・予防歯科・審美歯科・インプラント)

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矯正

床矯正やってます

坂中 幸誠

床矯正やってます

こんばんは。

堺市北区北花田 医療法人幸優会さかなか歯科 院長の坂中です。

当院でもお子様の歯並びを気にされてご来院されるかたも少なくありません。

よくあるのが学校健診で歯並びのところにチェックがついた紙をもらい「歯医者さんに行かなきゃ!」という感じだと思います。

小児矯正は時期を見計らって、適した時期にやっていただくと将来もし矯正がもう一度必要になったとしてもそれがアドバンテージになりますので、やって損ということはないと思います。

一般的に、小児矯正には2段階あります。

いわゆる第1期治療と第2期治療と呼ばれるものです。

当院ではこの第1期治療の矯正をする運びとなりました。

 

第1期治療

・子供の歯が残っている時期の治療です(乳歯列期、混合歯列期)

①乳歯の生える順番と永久歯に生え変わる順番を確認しましょう

[乳歯の生える順番]

A→A→B→B→D→D→C→C→E→E

 

[永久歯の生える順番](前から5番目までは乳歯と入れ替わります)

1→6→6→1→2→2→3→4→4→3→5→5→7→

 

となります

 

②具体的にいつ頃すればいいの?

上下の前歯4本が生えそろう頃、だいたい7~8才から始めるのがいいのではないでしょうか?

この時期に前歯に叢生(歯並びがガタガタ)が認められた場合は他の永久歯も生えてくるスペースがないと考えられるために、顎を広げてスペースを作る必要があるのです。

顎を広げてあげると前歯の叢生も改善されます(顎が小さすぎて改善されない場合は第2期へ移行)

 

③どのように?

1)前段階として検査をします

  a.上下の型取りをして模型をつくり噛み合わせや叢生の程度をチェックします

  b.お口の写真をカメラで撮影し、現在の状態を記録で残します

  c.お口の動かし方や舌の使い方に悪い癖がないかもチェック

   →ある場合はMFTを行います

 MFTについてはこの記事をどうぞ 

MFTについて

2)装置を装着します

  プレートとよばれる装置で歯列を広げていきます。

  

  使い方はすごくシンプルです。ただお口の中にいれておくだけ!これだけです。

  出来る限り入れといてもらいます。

  はずしていいのは体育の時間やご飯を食べるときぐらいでしょうか。

  可能な限りつけといてもらいます。

  装置の中央あたりに横に広げるためのネジ?みたいなのがついてます。

  これを1週間に1/4回転ずつしながらゆっくりとあごを横に広げていくんですね。

3)装着後

  基本的には3ヶ月に1度装置の調整と、あごの広がり方を確認するために来院して

  もらいます。前回との比較をするために写真をお撮りします(3~6ヶ月)御来院

  時は虫歯検診も一緒にさせていただきます。

 

④いつまでか?

約2年ほどです。その後は後戻りしないように保定装置というものをつけていただきます。12歳まで経過観察していきます。

 

注意事項

小児矯正において、第1期の矯正治療をしたからといって必ずしも第2期治療(12歳~)がいらなくなるわけではありません。

第1期のみで終了することもありますが、叢生の程度によっては2期に移行することもあります。

その際に永久歯の抜歯が必要になることもあります。

ただあらかじめ1期をしてからの2期への以降といきいなり2期から開始するのとでは全然難易度が違うと認識していただければと思います。

1期からやっていただいたほうが2期の治療は単純化しますし、その時に抜歯をしなくてもよくなるかもしれません。なるべく1期から治療を開始されることをお勧めします。

*第2期治療は12歳ぐらいから歯の表面にブラケットとワイヤーをかけて行う矯正治療のことです

 

費用

・検査費                         35,000円

・拡大装置                           150,000円~

・装置調整費(むし歯検診別)      3,000円(3ヶ月毎)

*別途消費税かかります

 


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この記事を書いた人

院長 -Director-

坂中 幸誠 KOSEI SAKANAKA D.D.S

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